農家じゃなくても農業ができること

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農家じゃないと農業ができない社会

 

自分は物心がついたときから、自然や食づくりに興味があった。

兵庫県に生まれ、気付いたときには瀬戸内海の海に飛び込んでいた。両親は自然が大好きで幼い頃、よく無人島へ連れていってくれ、大自然の中で釣りをしたり思いっきり遊んだ。その影響もあってか、進路は酪農大学に進む。その後、すぐに農業の世界ではなく、経営や社会のことを学ぶため飲食業界へ就職する。当時、勢いのあった出店ラッシュを店長として切り盛りした。

そんな日々の中、たまたまその会社が農業分野へ進出した。ただ、異動を希望するも、願いは叶わず。その時に、思った。今の世の中は、農家の子どもに生まれなければ農業ができない。できないというのは、農業に就職するという下地がない世界ということだ。

日本の農家は家族で働くことが前提であり、その家族の規模で生産量や農業の規模も決まる。農業という雇用が存在せず、長男だからしょうがないと、そのまま気持ちもないまま農家を継ぐケースが多いように思う。農業をしたいと思っても、独立するしかその道はなかった。

 

その経験を経て、目指すものはみっつある。

まず、雇用する農業だ。

そして、設備投資のない状況で、例えば地域内でシステムを整えるなどして、誰でも農家になれる新規就農者のための環境づくりだ。

最後に、海外での生産に挑戦することだ。特に東南アジアなどは通年気候に寒暖差がなく変化がない。そのため多毛作が可能になり効率がいい。ビジネスとしての可能性を試すことができる。

外からみると、農業の世界は不透明で、農業は大変だ大変だと人は聞かされている。でも、果たしてそうか。家族経営の場合は、生まれた時から耕す土地も設備もインフラもすべてが揃っていて、家もあり、仕事もあり、食べる者も自前主義だから生活コストもリスクも低い。

それに比べて一企業の雇われ人だった時代は、もっと手に入れられたものが少なかったように思う。ただ、その時代の他の産業経験が今生かされ、商売としての農業をしている。

農業は大変ではない。

やりがいのある、挑戦できる仕事だ。

農業をやってみて初めて、外からは見えなかった利益構造がわかり、この仕事の課題も見えた。そして、何より、植物を育てることが一番おもしろい。野菜は人間と一緒だ。人間に接するように畑に向き合う日々が自分の今の幸せである。

 

 

●米田ファーム

米田 将之
286-1106 千葉県八街市八街い
masayuki.yoneda@gmail.com

 

 

 

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【米田ファームでの落花生の収穫】

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9月27日(日)

詳細は落花生の収穫イベントで

アグリ・イベント

 

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