家族の時間

サンバファームの由来はお産婆さんだ。

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母のカラダは子どもを守るが、土も同じように野菜に栄養をやり、土の中で育て、野菜を実らせる。

大地は母のようだ。

 

我が子が生まれる瞬間、お産婆さんの働きに感動した。

だから、自分が始める農園はその名前をいただいた。

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今、大切にしているのは、家族で過ごす、この時間。

自然を相手にする仕事だが、毎週日曜日は決まって休みにしている。

これは約束のひとつで、この日は家族と過ごす日だ。

 

今、大切なこと。

今、大切にしたいことを、大切にできる暮らし。

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野菜づくりはすべて無農薬で。

新規就農者はほとんど作らない生姜に取り組む。

自分と家族のカラダの悩みを解消してくれる万能野菜。

飲食店のシェフたちが望む多品種栽培を継続しながらも

家族起点のこの生姜栽培がサンバファームの代名詞だ。

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サンバファーム

千葉県山武市横田

TEL: 090-8788-9304

MAIL: sanbafarm@gmail.com

サンバファーム

 

 

 

 

 

 

 

 

event info.

スロー休日―ジンジャー&ハーブと和菓子づくり―

サンバファームでの生姜収穫と和菓子づくり。

 

 

 

 

 

 

 

 

0.7秒の世界から8760時間の生き方へ

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米作りを始めたきっかけは、ごく自然な成り行きだった。

ただしその時は突然やってきた。
2011年3月11日の東日本大震災。29歳の時だった。

日本を代表する大手家電製造メーカーの技術畑として製造ラインの設計に携わり、
日本国中の工場を仕事のフィールドとしていた中、起きた出来事。
皆同じように自分事の体験をして、どうその現実と向き合うべきか自問自答したはずだ。

その当時の普段の生活の延長に、自分の将来は保証されていないように感じた。
まず自給自足できる力を身につけたい。そこで作ろうと考えたのは主食である米だった。
米を育てることのできるフィールドを求めて、自分の故郷に戻ろう。

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程なくして米作りのできるチャンスを得て、実際の米作りの現場を見て驚いたこと。
それは、「効率」という概念のない世界だった。
今までの自分の仕事は、0.7秒の世界。
どう製造工程に要する時間を効率化し利益を最大化するか。
毎日向き合うのは、工場で働くスタッフの右足一歩の動き。右手ひとつの動かし方。
0.7秒を切り詰めていかに利益を生めるか考え抜いてきた。
でも、米農家の世界にあったのは、そんな価値観でも美学でもない。
自分の生きていた時間の概念なんてそこには無かった。

季節が巡り、花が咲く。草が伸びる。雨が降る。風が吹く。虫がやってくる。鳥の声が聞こえる。
自然のリズムに合わせ、何の作業をするのか。暗黙の中で、何を疑うこともなく、毎年同じことを繰り返す。
そこにコントロールする時間の概念はなく、過去の仲間がやってきたことを繰り返す。また、繰り返す。
彼らが大切にしているものは、田んぼを減らさぬよう管理業に徹し、自分たちが開墾し守ってきた田んぼを今後も守ることだった。
365日24時間、常に考えることは、「いかに田んぼを荒らさないか」。それが第一優先だった。

 

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しかし、そういった習慣のままでは外的環境の変化により同じ収入が得られない側面もあるということ。
実際の稲作業の文化と経済性のギャップを埋めるためには、自分は自分のやり方の農業を模索しなければならないことは確かだった。
一俵、60㎏16,000円から今年は8,000円の時代へ。数年で売価が半分になっているのに同じやり方でうまくいくわけがない。

同時に、今まで誰にも教えてもらうことのなかった農薬散布の現実を知ることになる。
きっと農業に携わっていないほとんどの人が知らない。
米農家の世界で若手というと何歳の人を呼ぶと思うか。答えは、60歳。サラリーマンであれば定年だ。
今、自分は80すぎの先輩に教えてもらっている。まだ自分は赤ん坊らしい。
そんな世代の幅の中で、若者の中に米作りの農薬の現状について情報が伝わるはずもない。
自分が目指すものは、完全無農薬、かつ、主食としてより多くの皆が手の届く価格帯で買うことのできる米作り。
見た目の米の白さや粒の大きさ、田んぼの雑草といった、作り手以外の人にとってわかりやすい「見た目」を指標としない、
味や安全といった「品質」を考えた米作りをしたいと考えている。

人との縁で先輩から工作しなくなり荒れてしまった田んぼを分けてもらい、今までは自分ひとりで米作りをしてきた。
近い将来、次のフィールドとしてひとりから、ふたり。ふたりからさんにん。
少しづつでも完全無農薬かつ専業農家としての生き方に共鳴してくれる仲間とともに
『おれのこめ』をブランド米に育てていきたい。
米作りのひとつとして、自分の生活の場を宿として開放することで
この仕事を体験そして共感してくれる仲間を更に増やしていきたいと思っている。

 

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●おれのこめ

堀内 健史

佐倉市南部営農組合事務所

住所:千葉県佐倉市下勝田426
電話:043-498-2776

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【援農隊募集】

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田んぼの草取り、落花生の種蒔き

 

 

<一日のスケジュール>
8:20 京成佐倉駅 or 8:30 JR佐倉駅 集合 送迎有
8:45-準備体操 作業
12:30-13:30 お昼休憩(玄米×西表島命の塩おにぎり)
13:30-18:00 作業、片づけ
※20日は宿泊可/持物等、詳細はお問い合わせください。
※参加費:無料/お土産:おれのこめ2014 3合

 

ビニールハウスの工房

ここには、床がない。

土と藁の上が工房だ。

屋根も半分ないようなもんだ。

主役は植物だから。

 

だから、自分にも名前はない。肩書きもない。

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ただあるのは、「時間」。

時間の概念は誰がつくったものか。

時間の定義は正しいか。

時間の前提となる論理を突き詰めていったとき、

そこに時代の行く着くべき答えがある。

 

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自分は種を作る。米の種を植える。それは、種を守るため。種を守り、平和を願うため。

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そして、ひょうたんを育てる。

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ひょうたんは、人間が育てた最も古い植物。

自然の力を信じると、自然を尊重した育て方に必然的になる。

春田植えをして、夏蔓は草を這い天を目指し、秋稲刈りを終えると、冬支度をして藁を敷く。翌年の春も藁は働く。繰り返される植物の命。植物という命は種を残すことで、生き続ける。そうして「時間」は生まれた。

 

 

csoピースシード代表

PEACE SEED

 

 

 

 

農家じゃなくても農業ができること

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農家じゃないと農業ができない社会

 

自分は物心がついたときから、自然や食づくりに興味があった。

兵庫県に生まれ、気付いたときには瀬戸内海の海に飛び込んでいた。両親は自然が大好きで幼い頃、よく無人島へ連れていってくれ、大自然の中で釣りをしたり思いっきり遊んだ。その影響もあってか、進路は酪農大学に進む。その後、すぐに農業の世界ではなく、経営や社会のことを学ぶため飲食業界へ就職する。当時、勢いのあった出店ラッシュを店長として切り盛りした。

そんな日々の中、たまたまその会社が農業分野へ進出した。ただ、異動を希望するも、願いは叶わず。その時に、思った。今の世の中は、農家の子どもに生まれなければ農業ができない。できないというのは、農業に就職するという下地がない世界ということだ。

日本の農家は家族で働くことが前提であり、その家族の規模で生産量や農業の規模も決まる。農業という雇用が存在せず、長男だからしょうがないと、そのまま気持ちもないまま農家を継ぐケースが多いように思う。農業をしたいと思っても、独立するしかその道はなかった。

 

その経験を経て、目指すものはみっつある。

まず、雇用する農業だ。

そして、設備投資のない状況で、例えば地域内でシステムを整えるなどして、誰でも農家になれる新規就農者のための環境づくりだ。

最後に、海外での生産に挑戦することだ。特に東南アジアなどは通年気候に寒暖差がなく変化がない。そのため多毛作が可能になり効率がいい。ビジネスとしての可能性を試すことができる。

外からみると、農業の世界は不透明で、農業は大変だ大変だと人は聞かされている。でも、果たしてそうか。家族経営の場合は、生まれた時から耕す土地も設備もインフラもすべてが揃っていて、家もあり、仕事もあり、食べる者も自前主義だから生活コストもリスクも低い。

それに比べて一企業の雇われ人だった時代は、もっと手に入れられたものが少なかったように思う。ただ、その時代の他の産業経験が今生かされ、商売としての農業をしている。

農業は大変ではない。

やりがいのある、挑戦できる仕事だ。

農業をやってみて初めて、外からは見えなかった利益構造がわかり、この仕事の課題も見えた。そして、何より、植物を育てることが一番おもしろい。野菜は人間と一緒だ。人間に接するように畑に向き合う日々が自分の今の幸せである。

 

 

●米田ファーム

米田 将之
286-1106 千葉県八街市八街い
masayuki.yoneda@gmail.com

 

 

 

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【米田ファームでの落花生の収穫】

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9月27日(日)

詳細は落花生の収穫イベントで

アグリ・イベント